「読んだら忘れない読書術」で知ったデイビッド・ハミルトンの著作。「親切」は驚くほど体にいい!は電子書籍がなかったので、こちらをまず購入。
気になるフレーズを以下に。
- 親切によって単に気分が良くなるだけではなく、脳内で物理的な変化が起きている。
- 他人の苦しみに思いやりを持つことで、自分自身の苦しみから抜け出すことができる。
- 【感謝】親切を認め、お返しをしようとする気持ち。自分は恵まれていると思うこと。
- 感謝を続けると、もっと感謝しやすくなる。そして私たちは間違いなく幸せを感じるのだ。
- 恥ずかしくなると顔が赤くなり、興奮すると心拍数が上がるように、親切によって心と体で感じることは、脳と体、特に心臓に影響するのだ。
- 両親から子どもに伝わるのは遺伝子だけではない。食習慣や活動のレベル、生活態度、心の持ちかた(日常的なストレス源にどう反応するか)、行動、人とのつながりかたも伝わる。こうした習慣を足し合わせると、遺伝子よりも健康へ与える影響は大きくなる。
- パートナーに一番求められるのが親切であるなら、関係を長続きさせるには、特別に頭が切れなくても、おもしろいことが言えなくても、美しい髪でなくても、スタイル抜群でなくても、腹筋が割れていなくてもいいのだ。一番重要なのは、親切にすること。
- 親切は感謝を生み、感謝は親切を生む。
良いことづくめの親切。科学的な根拠を都度提示しているので説得力もある。
一部だけを切り取られて、過剰適応する性格の人の言い訳に使われなければいいけど、とも思う。親切は感謝を伴うのだ。単なるいいなりでは感謝は生まれない。