実践!マインドフルネスDVD

国内マインドフルネス研究の第一人者、早稲田大学教授・熊野宏昭さんの初心者向けのブックレット。マインドフルネスに関する本は結構出版されてますが、理論面での記述はあまり無いように思います。この本の中で熊野さんも書かれていますが、マインドフルネスはストレスがない状態ではないし、集中することでもない。ストレスから脱したい、集中したいというニーズからマインドフルネスに至って、ひとまずやってみて、あれ?なんだ […]

努力をやめるノート

自己啓発系の本ですね。まず、タイトルの勝利だと思います。努力をやめる-嫌なことに時間をかけるより、自分の本当の願望を炙り出すこと。それが分かれば歯を食いしばる必要もなく自然と心はそこに向かう、ということだと思います。 ナポレオンヒルや神田昌典さんの言葉を思い出しますね。イメージングメディエーションは、自律訓練とか自己催眠みたいな感じです。 この方法の眼目は、一ヶ月たまった願望を整理し、願望に対して […]

コミックでわかるアドラー心理学

またコミック…だけど、やっぱり取っつきやすいから手にとってしまいます。ありがとう!マンガ。 さて、アドラー心理学。「嫌われる勇気」に深く感銘を受けたという話を聞いたことがあり、興味はありましたがマンガの力を借りて垣間見てみたいと思いました。が、いや…これは何だろう。 行動主義、精神分析、システム論、人間性心理学、今までつまんできた心理学理論とはいずれも違う。人間性心理学の祖とされていますが、非常に […]

働く君に伝えたい「お金」の教養

ライフネット生命保険の創業者で、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんが書いた若者向けのお金の教養の話。若い時にこの本があればなあ・・・ リテラシーとはホントとウソを見極める能力。 リテラシーとはホントとウソを見極める能力。見極めるためには①政府やきちんとした民間の調査機関が集計・分析したデータ(数字・ファクト)を探す②そのデータをもとにして、偏見を持たずロジック(論理)を組み立てる(p26) […]

祈り方が9割

東豊先生のP循環の話を読んで、願う・祈るをキーワードにヒットした一冊。家族療法とは全く関係ないけど、「願いが叶う神社参り入門」という副題になぜか興味をそそられました。 願いをかなえるためには、正しい祈り方があるらしいです。 おみくじを引くときには、「神意を受け取る」という確信を持つ。和歌が重要。(p148) 神道には寛容とおおらかさがあり、他の宗教と共存できる。(p204) まつりは神様の降臨を「 […]

リフレーミングの秘訣

マンガで一通り学んだ上で選んだ、東豊先生の家族療法に関する一冊。 新しいフレームが解決を構築する算段や自信がないのに、どこかの心理学書に書いてあったフレームをクライエントに安直に提示するようなことは絶対にしてはいけない。(p91) アセスメントのフレーム、つまり「縛り」を知ることがアセスメント。クライエントの緩みやすいフレームがどこかを探す。(p93) 相対化の質問をすることは、緩める質問。このや […]

マンガでわかる家族療法 大人のカウンセリング編

しまった、マンガばかりだ…。でも、マンガのおかげで今の自分がありますので堂々と書いていきます。東豊先生のマンガでわかる家族療法第2弾。 症状はどのようにでも見立てることは可能。それがどれほど本当っぽく見えたとしても真実ではない。真実である必要もない。問題持続システムを変えることに役立つのなら、どんな見立てでも上等。 家族療法が上達する秘訣は、特定の価値観・ものの見方に縛られないこと。ネガティブにと […]

親切は脳に効く

「読んだら忘れない読書術」で知ったデイビッド・ハミルトンの著作。「親切」は驚くほど体にいい!は電子書籍がなかったので、こちらをまず購入。 気になるフレーズを以下に。 親切によって単に気分が良くなるだけではなく、脳内で物理的な変化が起きている。 他人の苦しみに思いやりを持つことで、自分自身の苦しみから抜け出すことができる。 【感謝】親切を認め、お返しをしようとする気持ち。自分は恵まれていると思うこと […]

マンガでわかる家族療法 親子のカウンセリング編

家族療法の達人・東豊先生のセラピー事例を漫画化した一冊。 気になったフレーズを以下に。 家族療法の事例を読むうえで最も重要なことは、一つひとつの「内容(contents)」ではなく「文脈(context)」を読み取る能力をフルに活用すること。 家族療法は、「家族のコミュニケーションの相互作用が変わったかどうか」という文脈で思考するセラピーであるということ。 どこにどのようにかかわろうとも、「悪い家 […]

マンガだけで分かる!スピード仕事術

kindle unlimitedで購入した一冊。 気になるフレーズを以下に。 なかなか進まない時は、タイマーを使ってとりあえず5分やってみる。 常連タスクをやっつけるには、タスクの名前を動詞に変える。 考える時間と作業時間を分ける。たとえば、移動中を考える時間にして、パソコンの前に座ったら作業に集中。 さて、著者の佐々木正悟さん達が推進しているタスクシュートですが… 実は私も「たすくま」というアプ […]